文学部行動科学コース認知情報科学専修の平成30年度卒業論文発表会のご案内を致します。 興味のある方は、学部学科に問わずぜひおこしください。 ○ 日時: 2019年 02月13日 9:00~16:10 (予定) ○ 場所: マルチメディア会議室(人社研棟2階) <タイムスケジュール> 9:00 ~ 10:20 01. 井上賢人 [pdf]『会話外活動に言及する会話の特徴 -ロックバンド練習を題材に-』 02. 上原一輝 [pdf]『ヒトとハトにおける直線道路角度錯視の検討』 03. 加藤智彰 [pdf]『発声者のキャラクターと音響的特徴が音声の印象に与える影響』 04. 川田澪奈 [pdf]『人間的価値観を持てる人工知能を目指しての研究』 10:30 ~ 11:50 05. 栗山明 [pdf]『知識構成型ジグソー法の運用方の提案』 06. 小西ひとみ [pdf]『5人会話における視線行動の分析』 07. 篠原尚暉 [pdf]『緊張と弛緩が会話に与える影響』 08. 白崎明日香 [pdf]『ハトにおける心的回転の検討: 真の非見本合わせ課題を用いて』 12:50 ~ 13:50 09. 鈴木拓己 [pdf]『公平への選好とパーソナリティの関連性について』 10. 田上陽和 [pdf]『社会的な笑顔と自発的な笑顔の識別の検討』 11. 福島康太郎 [pdf]『不完全情報ゲームを解くアルゴリズムであるcounterfactual regret minimization+に関する研究〜計算量理論の視点から〜』 14:00 ~ 15:00 12. 舟橋明花 [pdf]『循環時間構造の検討―群衆流シミュレーションを用いてー』 13. 前嶋優依 [pdf]『3人会話における傍参与者の参与の特徴』 14. 松浦史弥 [pdf]『個人要因が音楽聴取時の感情に与える影響の検討』 15:10〜16:10 15. 村松香歩 [pdf]『ハトが水のありなし弁別に利用する刺激特性の検討』 16. 森下理桜子 [pdf]『写真上のゴール探索課題における,ハトのランドマーク利用の検討』 17. 渡辺倫孝 [pdf]『会話外の活動が会話に与える影響 -テニスの練習を題材に-』
講座情報
2017年度 卒業論文発表会のお知らせ
文学部行動科学コース認知情報科学専修の平成 29 年度卒業論文発表会のご案内を致します。 興味のある方は、学部学科に問わずぜひおこしください。 ○日時 2018 年 2 月 16 日 9:00~15:30 (予定) ○場所 102 講義室 9:00~ 安彦 勇祐「手話多人数会話における次話者自己選択時の話し手と聞き手の振る舞いの分析」 伊賀 優花「関西弁会話における話者交替の特徴に関する分析」 井口 蓮 「視覚刺激の運動方向による反応時間への影響の研究」 今岡 尚子「ハトの視覚探索における注意の働きの検討」 10:30~ 今村 楓 「位置見本合わせ課題を用いたハトのメタ認知研究の試み」 押村 ひろの「ハトにおいて感覚刺激は感覚性の強化力をもつか?」 賀來 歩 「共食会話における円滑なジェスチャーの使用に関する分析」 川崎 琴美「相手との関係性によるあいづち表現の違い」 12:50~ 倉田 早希「情報処理傾向の違いが知覚的対比・同化に与える影響の検討 -ハトを用いた比較認知研 究-」 栗本 怜 「カテゴリ化における般化パタン・連合強度に対する記憶の影響:種間比較による検討」 齋木 悠里子「ハトの視覚探索における連合プライミングの検討 -探索項目の視認性の効果-」 14:00~ 澤田 あかり「落語を題材とした笑いの起きる話し方の研究」 島田 紀和子「変化検出課題を用いたハトにおける視覚的短期記憶の検討」 谷端 直人「SVR を用いた日本競馬における高精度な勝ち馬予測モデルの考察」 吉田 美季「ハトの変化盲における探索項目のカテゴリ・背景刺激特性の影響」
専修概要
認知情報科学専修は、人間の認知過程全般を多様なアプローチで探求しています。人間は外界を記号で表象し高度に操る情報処理的存在であると同時に、他者と交わり価値や目的を共有する集団を構成する社会的存在でもあります。人間行動が興味深いのは、人間がこうした二面性を持っているからでしょう。本専修では、生物学・行動学から心理学・言語学・情報学・統計学・論理 学・経済学・芸術等に至る広範囲なスペクトルで人間行動にアプローチしています。 実際、認知情報科学専修ではいろいろな情景がみられます。ある研究室ではビデオに収録された人間の会話を一言ひとことチェックしている人がいますし、他の研究室ではハトが図形の映った ビデオを見ながらスイッチをつついています。コンピュータで人間の行動や社会現象をシミュレートしている研究室もあれば、人間の知的・感性的行動を分析しコンピュータの中に人格を作ろうと目論んでいる研究室もあります。このような多様性が共存し、互いに刺激を与えあえることがこ 専修の最大の魅力です。このような研究を通じて、人間の認知過程の解明にとどまらず、人間の意図や感情を理解するシステムなど、コンピュータそのものを進歩させていくこともできるのです。私たちは、自らがこの専修の特徴を作っていけるような、意気込みに満ちた学生を受け入れています。卒業生は、人間への強い関心と、先進情報機器を使いこなす能力を兼ね備えた貴重な人材として、現代のIT社会で国際的に活躍するだけでなく、さらにその興味を発展させて大学院に進学して研究を続けるなど、学術的にも貢献しています。 研究室のHP 比較認知研究室