松香敏彦 (Toshihiko Matsuka) 職位:教授 学位:Ph.D.(Columbia University) 専門:計算モデル 記述的な認知過程や社会的な現象のモデル化を行っています。特に、人間の高次認知情報処理過程を、 行動実験を用いて研究し、そのデータと計算モデルを用いたシミュレーションの結果を比較することによって、認知処理についての学説・仮説の検証をおこなっています。理想は、「人並みの過ちをおかす」計算モデルをつくることです。 担当科目の情報
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渡辺安里依 Arii Watanabe
渡辺安里依 (Arii Watanabe) 職位:助教 学位:Ph.D. (Cambridge University) 専門:比較認知(動物認知) 研究室のHP 専門は比較認知科学で、ヒトとヒト以外の動物の思考や記憶にはどのような相違点、そして類似点があるか、行動実験を通して研究しています。特にメタ認知やエピソード記憶などの高次認知に重点を置いて調べています
専修概要
認知情報科学専修は、人間の認知過程全般を多様なアプローチで探求しています。人間は外界を記号で表象し高度に操る情報処理的存在であると同時に、他者と交わり価値や目的を共有する集団を構成する社会的存在でもあります。人間行動が興味深いのは、人間がこうした二面性を持っているからでしょう。本専修では、生物学・行動学から心理学・言語学・情報学・統計学・論理 学・経済学・芸術等に至る広範囲なスペクトルで人間行動にアプローチしています。 実際、認知情報科学専修ではいろいろな情景がみられます。ある研究室ではビデオに収録された人間の会話を一言ひとことチェックしている人がいますし、他の研究室ではハトが図形の映った ビデオを見ながらスイッチをつついています。コンピュータで人間の行動や社会現象をシミュレートしている研究室もあれば、人間の知的・感性的行動を分析しコンピュータの中に人格を作ろうと目論んでいる研究室もあります。このような多様性が共存し、互いに刺激を与えあえることがこ 専修の最大の魅力です。このような研究を通じて、人間の認知過程の解明にとどまらず、人間の意図や感情を理解するシステムなど、コンピュータそのものを進歩させていくこともできるのです。私たちは、自らがこの専修の特徴を作っていけるような、意気込みに満ちた学生を受け入れています。卒業生は、人間への強い関心と、先進情報機器を使いこなす能力を兼ね備えた貴重な人材として、現代のIT社会で国際的に活躍するだけでなく、さらにその興味を発展させて大学院に進学して研究を続けるなど、学術的にも貢献しています。 研究室のHP 比較認知研究室